肥満症チェック
体格指数 (Body Mass Index : BMI) と健康障害や内臓脂肪蓄積の有無から、あなたが肥満症である可能性と、注意する点についてお伝えします。ご自身の身長と体重を入力することでチェックできますので、ぜひご覧ください。
(本記事は、ノボ ノルディスク グローバルが作成した記事の翻訳版です。)
心血管疾患は、心臓や血液循環に影響を与える健康上の問題を総称した用語です。心臓病とも呼ばれます。心血管疾患には、心臓発作や脳卒中など、血管が狭くなったり、塞がったりする状態が含まれます。
心血管疾患は増加しつつあります。その数は、1990年から2019年までの間に2倍近くに増加しており、世界的に死亡と身体障害を引き起こす主な原因となっています。そして肥満と心血管疾患の間には関係があることが明らかになっています。つまり、肥満は、心臓病を発症するリスクを高めるおそれがあるのです。
肥満は高血糖の原因となり、血圧を上昇させ、コレステロール値を高める可能性があることは既に知られているでしょう。しかし、これらがいずれも心血管疾患に関する重大なリスク因子であり、心臓病を引き起こすおそれがあることは知られていないかもしれません。
なぜでしょうか?主に2つの理由があります。体内の脂肪が多い場合、心拍数の増加や心臓の動脈圧の上昇など、さまざまな心血管異常を引き起こすことが明らかになっています。これらの心血管異常は、いずれも心血管イベントのリスクを高める可能性があります。
2つ目の理由は、血管内の脂肪の蓄積によって生じる動脈硬化 (アテローム性動脈硬化) です。これにより血流が制限され、血栓や脳の一部に血液を供給する血管が閉塞されて起こる脳卒中のリスクが増加します。
実際、肥満とともに生きる人々では、心血管イベントのリスクが高くなります。しかし前向きな言い方をすれば、ほとんどの人は生活習慣を変えることにより、そのリスクを抑えることができるのです。
比較的小さな変化を起こすだけで、心血管疾患のリスクを抑えることができます。皆さんもその方法のいくつかを既に実践しているのではないでしょうか。
変化を起こすのが早いほど、よい効果が得られます。まずは医療機関に相談してみましょう。
個人的な状況に応じて、医療機関では心血管疾患のリスクを抑えるためのさまざまな方法を相談することができます。その例を以下に示します。
この問題にひとりで立ち向かう必要はありません。サポートを求めましょう。
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(本記事は、海外での肥満の考えを述べています。日本における肥満および肥満症の定義は異なります。日本と海外の肥満の考え方の違いについては、「『肥満』と『肥満症』の違いとは?」をご覧ください。)
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